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言葉ひとつの重みを感じとれる様になろう

こんにちは。代表の日置です。

今回も僕たちのブログ、HS BLOGに来ていただきありがとうございます。


今回も前回と同様に「言葉」を主題にした内容の記事となります。


自分で言った言葉だけでなく、誰かと話していて、その話し相手が発した言葉で感動したり、ちょっと傷ついたり、嬉しくなったり、言葉一つで感情の動き方が全然違うと強く感じることは誰にでも起こりうることだと思います。特に自分がディレクターという立場になることが多くなる最近では自分が言う/使う「言葉」に非常に気をつけるようになってきています。そんな状況が多くなったきた今の僕だからこそ、今回も「言葉」を主題に書こうと思いました。


また仕事の面でも最近はキャッチコピーだけでなく、ライティング(文章書き)も頂くことが多くなってきているので、ライティングの部分を強化させたいという思いも込めています。




言葉は使い方によって相手の心に響くものになる。そして傷つける武器にもなる

自分の言っている事・本質が相手にきちんと伝わらなかったり、お互いの意見が合わずに感情的になってしまい、言わなくてもいい言葉を(思わず)言ってしまうことは、誰にでも一度や二度はあると思います。


そんな時って後から「なんであんな事言ったんだろう」って悔やむことにもなっていると思います。こういうことは、家族間の場合だと大概なんとかなることが殆どだと思いますが、職場や友人だとかなり気まずくなりますよね。


感情を押し殺して誰とでもスムーズに話すことはかなり難しいと思っています。仕事上、付き合い上、感情に左右されずに話さないといけない場面はかなりありますが、僕は自分の気持ちを完全に殺してまで我慢する必要は無いと思っています。時には感情も過分に含んで話た方が良い時もあると思っています。でも、使う言葉によっては自分が思っている以上に相手を大きく傷つけることがある、ということは頭の片隅に必ず置いておく様にしています。

人にもよりますが、思わずだとしても相手の口から出たその言葉を全てだと捉えることもあるからです。


優しさのつもりが恩着せがましく捉えられたり、注意のつもりが攻撃的だと捉えられたり、自分の意図と相手の受け取り方が全く違うと、相手だけでなく言葉を発した自分も傷つきかねないですから。





言葉は自分自身

使う言葉によって相手の捕らえ方は大きく変わります。

言葉ひとつで今までの関係性が壊れてしまう事もあります。

言葉ひとつで取り返しがつかない事にもなります。


その結果、後悔しても、言ってしまった事(言葉)を引っ込めることは出来ません。それでも自分の口から出た言葉には責任を持たなければいけません。


それほど、言葉って重要なものです。だから言葉は自分自身だと考えた方が良いと思っています。




言葉に責任を持たせる話し方

自分が言った言葉に対し責任を持つためには、常日頃から自分の考えや意見をちゃんと冷静に話せる様に意識することが大切だと思っています。そして極力、本音を土台にして話すことも大切だと思っています。ちゃんと本音の部分があれば、感情的になろうとしても自分で自分にブレーキをかけることが出来ると思っています。


僕は話す前にひと呼吸おきます。ひと呼吸おくことで、ゆっくりと話すことが出来るからです。ゆっくり話すことで大きな成果が生まれます。話しながら頭の中(思考)が整理できます。そして整理しながら話すと、自然と気持ちや心に余裕が生まれてきます。


余裕を持って話すということは、自分の心や気持ちの中にある本質が自分でも理解できる様になり、相手にもそのことが伝えやすくなっていきます。


何事も急いては事を仕損ずる、なんて言葉がありますが話し方も、ワーーーっと早口で話すよりもゆっくりと話した方が、伝わりやすくなります。




言葉は心の窓

ゆっくりと話した方が伝わりやすくなる、と先に書きましたが別の言い方をすると、言葉は発する人の心を表すものだとも言えます。分かり易い例えで、挨拶一つでも明るく言ったり楽しそうに言ったり、抑揚のない棒読みの様な言い方だったりと、話し方/言い方で、話している人の気持ちや感情・心情を察することも出来たりします。

同じ人が同じ言葉を発しても、いつも同じ話し方とは限りません。その意味で、言葉とは、発する人のその時の心や気持ちが解りやすくなる「窓」だとも言えます。人と会話をする、つまり言葉を交わすということは「心を向けること」です。開くまでとは言わないですが、心を向けあうことでお互いに好意的な気持ちになりやすくなり、相手との(心の)距離も近づき、親密さが増していくことになっていきます。




さいごに

僕が年齢を重ねるごとに強く感じていることです。


僕たちは周りの人たちからかけられる言葉によって成長しています。


日々、色々な影響を受けています。冷たい、感情があまりない言葉を浴びれば、嫉妬や妬みなどの感情を持ちやすい人間になっていきます。そして優しい言葉や温もりのある言葉、思いやりのある言葉は人の心を温め、穏やかな感情を生ませ、和ませてくれます。


言葉ひとつで、人間関係や心の絆をより豊かなものへと育んでいく環境を作っていくことは出来ます。環境が悪いと感じた場合は周りの人もそうですが、自分がその場で使っている言葉を振り返って見ることも必要だと思っています。


今回の記事によって、言葉を使うことが楽しくなり、生活にもより良い影響が出れば嬉しく思います。最後までお読みくださり、ありがとうございます。


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