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  • 執筆者の写真kyo

Webサイトのランニングコストを徹底解説|意外と見落としがちな費用もご案内


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Webサイトをインターネット上に安定して公開し続けたり、本来の目的である集客をするためにはランニングコスト、いわゆる維持費はどうしてもかかります。


しかし、一般的には“どういったこと”が“どれくらい”維持費としてかかるのか解りづらいかと思います。そこで今回は、Webサイトを運営し続けるためにかかるランニングコストについて解説します。



表示されにくいWebサイト

Webサイト制作と聞くと、最初にかかる制作費にばかり注意が向きます。しかし実はランニングコストにも気を遣わなければいけません。


  • デザイン性(見た目)の高いWebサイトだけど、更新していないサイト。

  • デザイン性は高くなくても、更新・運営にも力を入れているサイト。

あなたはどちらのWebサイトがより成長すると思いますか?


どんなに綺麗なWebサイトを作っても、何も更新されていないと誰も訪問してくれません。Webは流動的です。そのため、SEO対策をしていても更新が無ければ検索されても表示されにくくなります。そして、そのうち誰も見ないサイトになってしまいます。



ランニングコストは投資と同じ

きちんと更新をしている(=運用している)Webサイトは月々の維持費がかかっていても、その分集客がうまくできています。時流に乗り、制作費と維持費の分を回収できるようになっていきます。


Webサイトのランニングコストにはあまりお金をかけたくない会社も多いでしょう。お金をかけずビジネスをする方が利益率が上がるためです。


しかし、ランニングコストは決して無駄な出費ではありません。Webサイトの安全性・安定性を維持し続けることでアクセスアップに繋がります。すると、お客様に商品の購入やサービスの利用を促すことができます。そうすると、大いに貢献してくれるようになります。つまり、ランニングコストは未来への投資と同じです。Webサイトのランニングコスト無しではWebサイトと、ビジネスは成長しづらくなります。


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ランニングコストの種類

ランニングコストと言ってもいくつかの種類があります。すべて必ずかかる費用というわけではありません。Webサイトの更新は誰がするか、管理を制作会社に依頼するかしないか、といった取捨選択が生まれます。そして、どこまで品質にお金をかけるかによって費用も大きく変わります。


サーバー代とドメイン代

ランニングコストと聞いて先ず最初に思い浮かばれることが多い、サーバー代とドメイン代。大手企業でない限り、いや大手企業であってもサーバーやドメインは専門サービス会社を通じて、レンタルしたり取得したりするものです。


慣れないとレンタル手続きや取得が難しいと感じる人は多くいます。しかし今では、専門サービス会社のWebサイトの画面に手続きや取得の導線(案内)がしっかりと作られているため、自社で取得などをした方が維持費は安く抑えられます。ぜひ一度、自社で取得や手続きをしてみることをおすすめしています。


HS広告スタジオでは、どうしても難しく不安だと言われる場合、取得・手続きのサポートを無料で行っています。ぜひお気軽にご相談ください



保守管理費

管理費は「保守管理費」と呼ばれることが多く、どこの制作会社でも内容は大きく変わりません。

ほぼ毎日実施するWebサイトの保守管理の必須内容としては下記があります。

  • Webサイトの安定性の確保

  • サーバーの監視やメンテナンス

  • ブラウザのバージョンアップ対策

  • システムのバージョンアップ対策

  • セキュリティ対策

  • ウィルス感染防止対策

  • データとファイルのバックアップ

  • データの漏洩防止


Webサイトの規模や制作会社の体制にもよりますが、ランニングコストは6〜7ページほどのWebサイトでおおよそ¥15,000〜¥20,000/月が相場となります。微細なトラブルでも積み重なるとWebサイトが見れなくなるだけでなく、大切な顧客情報の漏洩にも繋がりかねません。サーバーの安全性と安定性を保つためには定期的に監視やメンテナンスなど、諸々の対策が必要です。



コンテンツ(掲載情報)の更新費

Webサイトは作って終わりではなく公開後に、定期的に更新することで何度でもユーザーに訪問してもらいやすくなります。


古いままのコンテンツではユーザーからの信頼や安心感は得られにくくなります。さらにはGoogleやYahoo!などの検索アルゴリズムからも評価が下がり、検索結果のランキングに悪影響が出始めます。そのため定期的に更新を行い、サイト内をフレッシュな状態にする必要があります。



人件費

制作会社に任せる場合でも、自社でWebサイトを運営していく場合でも、担当者は必須です。自社で運営していく場合はPCスキルはもちろん、Webの知識がありサイト制作のツールの使い方がわかる人を育成するか雇う必要があります。


この人件費は制作会社に任せた場合、見落としがちになりますが、このように自社で運営していくことを想定すると、人件費もランニングコストの中に入っていることが解るかと思います。



SEOについて

SEOについてもランニングコストだと言われる制作会社がありますが、HS広告スタジオではランニングコストだとは考えていません。SEO対策は制作時に対策して当たり前だと考えています。そのため、初期の制作費に入れてご提案をしています。


PDCAなどを回して運営していく際に、コンテンツのブラッシュアップや更新を行い、高品質なサイトへと改善していきます。この品質改善がSEO対策。『SEO対策』はいわゆるWebサイトの品質アップということです。そのため運営や更新作業をしていくことで必然的にSEO対策していることになります。


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ランニングコストをできるだけ抑えるには

ランニングコストは投資、と解説しました。ビジネス初期で投資できるほど余裕がない会社様がいるのも事実かと思います。そんな時期に無理して投資をしなくてもいいと考えます。ビジネス初期ではWebサイトのランニングコストをできるだけ安く抑えるようにしましょう。


安くおさえるコツとして、ページ数を極力少なくしたボリュームの少ないWebサイトを制作することです。少なくすることで、必要最低限のランニングコストは次の2つになります。

  • Webサイトを表示し続けるためのサーバー代

  • Webサイトのドメイン代


サーバー契約やドメイン取得は自社で行えます。そしてボリュームを少なくしたことで制作会社に依頼したとしても、保守管理にかかる時間を抑えることができるため結果として、費用も抑えることに繋がります。


もしくは、「お金をかけたくなければ自社の手間を増やす」ことも想定しておきましょう。



まとめ

Webサイトのアクセス数を増やし売上に繋げるためにも、定期的な更新、確実な保守管理、そして広告を出したりして集客するのが近道になります。


経営者がWebサイトの維持費はできるだけ安く抑えたいと思うのは自然なことです。しかし、Webサイトを安全に運営して、集客の効果を発揮するためには運営や保守管理にかかるランニングコストは必要です。そして、決して無駄とはなりません。ランニングコストは未来への投資だと考えて前向きに捉えましょう。


今回の記事が参考になれば大変嬉しく思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



 

HS広告スタジオでは、お客様のビジネス成長を目的としたWebサイトの制作と運用のサポートをしています。ぜひどんなことでも気軽にご相談ください。


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