こんにちは。HS広告スタジオの日置です。
今回も僕たちのブログ、HS BLOGに来て頂きありがとうございます。
前回の記事、USPの回で、次はペルソナのことを書きます、と書いていたことは皆さん記憶にあると思います。そこで今回はペルソナのことについて詳しく書いていきますね。
柔軟性の必要性
僕たちが事務所を立ち上げた時の状況と今の状況は違っています。そして目指すところは変わらなくても、そこまでにいく道程が違って見えたりしてきています。
ビジネスも仕事も生き物です。
目的は変わらなくても、都度の状況に応じて目標は変わります。都度の状況に応じて柔軟に対応し変化していくことがビジネスや仕事、プロジェクトといったことには必要です。そして状況に応じた棚卸しも必要になってきます。
ギャップ
ここでセルフブランディングを行う時に十分注意をしないといけないことがあります。
よく見せよう、思われようとするあまり、自分を誇大化することです。そうすると知らず知らずのうちに、現実との間にギャップが生じてしまいます。
セルフブランディングは宣伝ではありません。
セルフブランディングは、お客様が求めていることに自分が提供できる価値をマッチングさせることです。
ここで役に立ち重要になってくるのが、ペルソナの設定
ただ、ブランディングとセルフブランディング、それぞれのペルソナ設定も似ているようで違ってきますので、今回はセルフブランディングに特化して書いていきます。
2種類あるペルソナ
一概にペルソナと言っても、マーケティングで設定するペルソナとセルフブランディングで設定するペルソナとでは大きな違いがあります。
マーケティングで設定するペルソナは、自分たちが売りたいお客様。
セルフブランディングで設定するペルソナは、自分たちを見つけてほしいお客様。
となります。
売りたいお客様
マーケティングで設定するペルソナは自分たちが商品を売りたい顧客、自分たち(のサービス)を買ってくれる顧客の設定となります。
生活スタイルや職業、年齢、性別、家族構成、学歴、といった、自分達のマーケティングを効率的に展開しやすいターゲットを想像し、費用対効果を高めるという点に重点を置いて設定します。
ラブレターを送る
セルフブランディングで設定するペルソナは、自分たちを見つけてくれる顧客、自分たちの価値を認識してくれる顧客の設定となります。
・この商品を欲しがっている人
・この雑誌を読みたがっている人
・このキャリアを築き上げようとしている人
・etc
こういった、個人のより具体的な環境・状況を設定して、心情的な設定や性格設定、希望しているであろうことも設定していきます。
自分たちが書いたラブレターを読んでくれる人を設定する
といった表現がより解りやすいかもしれません。そして次のポイントがミソになってくるのですが、商品を手にした後やサービスを受けた後に感じてくれる感情の設定もする、ということです。
感情も設定/予測する
自分達の提供する商品やサービスを受け取って頂いた後に湧いてくる感情が元になって次の行動に繋がり拡がっていきます。再度、商品を購入したくなったり、サービスを受けたくなったり人に進めたくなったりするのは、感情が動機となっていることが多々です。
この感情を設定して、自分達の商品やサービスを位置づけてマッチングさせていくことが、セルフブランディングでは大切になっていきます。自分たちの商品やサービスの位置づけが出来れば、設定したお客様に対してどういったアプローチやどういった表現を用いていけばいいか考えやすくなりますし、アクションも起こしやすくなります。
どのチャネルが設定したお客様に適していて届けやすいかも、選びやすくなってきます。
自分たちのことを知ること
そして位置づけが出来る、ということは自分たちの本来持っている本質が解るということにも繋がっていきます。
お客様に目を向けて心を配っていくのと同じくらい、自分たちの商品やサービスの本質を知ることも、とても大切です。
自分たちのサービスや商品を提供した後、お客様がどういった感情を持って、どういった行動をするか。そういったことによって、セルフブランディングは進んでいきます。
プロモーション
セルフブランディングは自分で自分をプロモーションしていく部分も多く含んでいます。
ただ、この自分で自分をブランディング(ブランド化)することをはじめ、セルフプロモーションもとても難しいことであり、小手先の技術では、マイナスの効果を生むことが殆どです。とはいえ、セルフプロモーションも必要になってきます。
次のブランディングではこのセルフプロモーションのことを書きますね。是非、楽しみにお待ちください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。