こんにちは。HS広告スタジオの日置です。
今回も僕達のHS BLOGに来ていただき、ありがとうございます。
今回のブログ記事のカテゴリーを「Design」にするか「Work Style」にするか、迷いました。でもキッカケになったことが「Desing」なのでカテゴリーもこっちにしよう、とブログ記事を書いている時に決めました。
で実は、嘘のような本当にあった話です。嘘というかドッキリというか、、当然嘘は書けないので本当のことなのですが、、、
始まりはいつも突然に
今年の7月頭に海外の会社からメールが入ってきました。要約すると、
御社のデザインセンスは素晴らしい。でもまだまだ向上する余地は十二分にある。僕達もまだまだ上の世界を目指している。そして僕達は御社を向上させるスキルも知識もある。僕達のチームに入らないかい?
と客観的に見て、めちゃめちゃ怪しい、どう考えても怪しい内容のメールです。最初はスルーしていたのですが、1週間ほどしてまた来たんです。「検討してくれましたか?」の一言も添えて。何となく、丁寧だなと思い直感的に返信しようと思い(ドキドキしながら)してみました。
僕、日本人で日本に住んでいるけどチームに入れるの?と。すると、時間を取らずに返信の返信が来たのです。
可能だよ。僕達は世界に拠点を構えてメンバーも多くいるし、アジアにも進出したいんだ。
マジか?!と、思いました。本当にマジか??!と思いました。メールでやり取りをして、しっかりと相手のことを聞くとかなりしっかりとした、安心なところだと解りました。彼等のWebサイトを初めてちゃんと見た時は本当にビックリしました。
【DesignStudio:https://design.studio/ 】
しっかりとした、どころか大っきなところやんっ!てなりました。なぜ声をかけてくれたのか聞くと、
英語のサイトを持っていて、しっかりとデザインしているし、中身を読んでコミュニケーションに支障はないと判断した。
嬉しくて、もう心というか気持ちというか、その辺りは向こう(海外)で働いている気分になったのです。でも冷静に考えると「はい」と答えたところで、すんなりといく訳はないと思い、何をどうすれば良いか、今後何が必要となってくるかを聞いたし、自分でも調べていくと、めっちゃ大きな障害があることに気づきました。
就労ビザ
これです。就労ビザです。
僕も語学留学やワーキングホリデー、海外赴任の経験があるので「当然必要だよね」と思ったのですが、現状はかなり厳しい。先ずはお金。先方(海外企業)から声がかかったとしても、これは働く側の人間が払わないとダメなようです。で、その金額がめっちゃ高い。こんなに高いの?と思いました。一度、「就労ビザ、アメリカ」でググってみてください。僕は本当にビックリを感じました。
で次に致命的なのが学歴。僕は専門卒が最終学歴です。今回のデザイナーのような職種で働く場合、原則として4大卒。もうこの時点で儚くもダメだよ〜〜、となりました。
実際に就労ビザの取得はかなり厳しく難しいとは聞いていましたが、まさか4大卒が原則とはね〜、と思いました。勉強不足です。
先方にはお金もないし第一、僕は大卒ではないのでごめんなさい。と伝えました。
でも続きが
先方に伝えると、残念だね。と返事が。
でも実は続きがあるのです。詳しく言っちゃうとおそらく怒られるので(いや、確実に怒られると思う)、超ざっくりですが
またいずれ機会が出来た時にメッセージするね。
と返事が来ました。まさか自分がこういった事に、こういったご縁に巡り会えるとは想像した事もなかったので本当に嘘のような夢のような時間でした。でも返事にあった「機会」に間に合うように想像出来ることを、考えられることを、全て準備しておこうと思いました。僕は機会が出来て、メッセージが来ることを信じています。
グローバル=多様性
今回の事で痛感したことが、英語バージョンのサイトも作っておいて良かったー、ということです。英語サイトを作っていたおかげで今回の機会に恵まれたと思っています。
DesignStudio以外からもたまにメッセージが来ていたのですが、あれらはひょっとしたらスルーしなくても良かったのかな、と今更ながら思っています。
世界各地では怖い事も起こっています。でもビジネスという面での人の往来は反する事なく増えていっていると思います。数年前から「インバウンド」といった言葉をよく耳にするようになっていますが、そのインバウンド対策自体がまだまだ進みきれていないと思っています。そして外国人旅行者、外国人労働者にとっての環境整備もまだまだ十分ではないと感じています。
住環境、労働環境、観光環境、etc、それぞれで外国人にとっての本当の環境整備はもっと充実させていく必要はあると思っています。グローバルな世の中になっていく今の時流、外国人という見方や捉え方ではなく「一人として同じ感覚を持った人はいない」といった多様性を念頭に置いて、整備をしていくと良いと僕は考えています。
分かりやすい対策/整備
一番分かりやすい対策/整備として、デザインがあります。
生まれ育った国以外の国に住んだ場合、視覚的な事や、感覚的な事、読み書き出来る事で周りの状況や環境が解ると、ものすごく安心します。かなりホッとします。これは留学やワーホリ、海外赴任といった経験をしているため、僕は本当に安心出来ると確信を持って言えます。自分に入ってくる情報が解るだけでコミュニケーションは思いの外スムーズになります。
ただ視覚的に解るようにするだけでなく、それぞれの国の文化毎にも合わせてビジュアルや使う言葉を調整する必要はあります。ただ、今では英語を話したり読み書き出来る人はかなり多くいます。僕のバンコクの友人もタイ語ではなく英語で日常生活をしています。学校の授業も英語だよ、と言っていました。
多言語化のサービスもしていますが、英語でのデザイン制作は通常事業として取り扱っていますので、ぜひ英語でも表現したい/発信したい、という方はぜひ何でもご質問ください。
まとめ
_英語でしか表現出来ない事もある
僕達がおこなっているのは、日本語を英語に翻訳しているのではなく、日本語の意味を英語の意味をしっかりと含んで文体に翻訳したり、背景にある文化や思考を翻訳しています。
そのため、英語が母国語の人にはもちろん、英語/英会話が出来て、且つ英語以外が母国語の人にも解りやすく作成できます。日本語でしか伝えられない表現があるように、英語でしか伝えられない表現もあります。その辺りもしっかりと対応しています。
今後、インバウンド対策や英語での発信を予定されている方、ぜひ一度何でもご相談くださいね。しっかりとサポートいたします。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございます。