こんにちは。HS広告スタジオの日置です。
今回も僕たちのブログ、HS BLOGに来て頂きありがとうございます。
先日、「デザイン塾」の内容でイラストレーター/Illustratorの使い方を教えていた時のことです。
お声がけ頂いた方は約1年と少し、Mac(MacBook Pro)を使用していますがそれまではWindowsPCばかりだったようです。Macは触ったことすらなかったようです。このことは今回のブログ内容にとって、とても重要事項となっています。
イラストレーター自体は早々にインストールしていたようですがそもそも、デザインとは無縁の職種だったため使ったことはなかったようです。インストールした後も殆ど使ったことがない状態。「使う時は必ずくるから」の理由でインストールされていて、今回ようやく使うタイミングがやってきて、でも全然分からないから「教えて」とご相談いただきました。
イラレ
イラストレーター/Illustratorは、デザイン作成には必須といっても過言ではない、と僕たちは思っています。呼称は殆どの人が「イラレ」と言っています。ただ今回、実は書こうとしているのはこのイラレのことではないんです。
Mac
今回、書いていくのはMacのことです。Appleが出しているMacのことです。
よくPCを使って広告デザインの仕事をしていると「Mac派?Windows派?」なんてことを言われることもありますが正直、僕たちはどっちでも良いと思っています。僕たち自身が一番最初に手にしたPCがMacだったため、Macの使い方は殆どのことは解ります。ただそのためWindowsのことは殆ど解りません。現在はWindowsでも仕事をする機会は多いですがMacが全然使い慣れているため「Windowsは不便だなー」と感じることが多くあります。僕たちなりの言い方をすれば「痒い所に手が届く」のがMacです。
ウィンドウは一つじゃない
さて、今回、ご相談頂いた方に教えていた時に「いつもそうやっているの?」と聞いたことがあります。
色々と作業をしているとウィンドウ(PCの画面)にはいくつものフォルダやファイルが開いた状態になってきて、目的のフォルダ/ファイルに移動する時には手前になっているものを端に寄せて、目的のものを触りやすい位置に持ってくる、といったことをされているんです。ウィンドウ内でいくつものフォルダ/ファイルをあっちこっちに移動させてから触るといった状況です。そこで「いつもそうやっているの?」とお聞きしたんです。
目的に合わせたウィンドウをそれぞれ作れば仕事(作業)スピードが上がるよ。
そう言うと「?キョトン?」とされたのです。ウィンドウを作るってどういうこと?と言われました。それこそ今度は僕が「?キョトン?」となりました。
イラレ用のウィンドウ、ネット用のウィンドウ、エクセル用のウィンドウ、といった具合にウィンドウを使い分けることを説明すると余計に「どういうこと?」と言われたので実際にお見せしたんです。
それがこちら
超びっくりされました。
知りたかったこと/便利tips
Macの場合、デスクトップでもノートPCでも「function3」のキーを押せばウィンドウ上部にスペースが出てきます。そして右端にある「+」をクリックすれば新しいウィンドウが生成されます。僕たちはいつも4〜5つのウィンドウをそれぞれ「●●専用」として使用していて、目的に合わせてウィンドウ間を行ったり来たりしています。
僕たちはこれが当たり前だと思って何も疑わずにきていたのですが、知らない人からすると「超びっくり」なことのようです。そして、
「なにこれ?!超便利じゃん」
「こういったこともマジで知りたかった」
と言われました。確かにWindowsPCでは開いているフォルダやファイルが多くなってくると右に寄せたり左に寄せたり、もしくはドックに閉まったりでせわしなく仕事をしています。Windowsも名前のごとく、いくつもウィンドウが生成できれば良いのに、といつも思っています。
このウィンドウをいくつも作る設定は「システム環境設定→Mission Control」内で設定することが出来ます。
設定はあらかじめ設定されているオリジナルの通りでも問題はないかと思います。僕たちも敢えて変更はしていません。
ウィンドウ間の移動方法はタッチパッドをそのままススっとなぞったり、マウスをススっと動かすだけなのですが、文字(文章)だけでは解りにくいと思いますのでMacの公式サイトにある使い方ページからご確認ください。
イラレの使い方だけでなく、Macの便利な使い方も知ったことに喜んで頂けました。
当たり前=(実は)便利なこと
僕たちが普段から当たり前のように何とも思わずに使っていることが実は、知らない人はもちろん、これから覚えようとしている人やプロとして使われていない人からすると「とても便利なこと」になると改めて思わされました。
自分たちの「当たり前」をもっと広めて、知ってもらって、広告デザインの仕事はもちろん、PCを使った仕事にも今まで以上に興味を持ち、取り組んでもらえるように発信していこうと思います。
今回の記事がこれからMacと使おうとか、購入しようと検討されている人の参考になれば嬉しく思います。最後までお読みくださり、ありがとうございます。