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執筆者の写真saygo

名刺には大切なことがいっぱい、です

更新日:2019年5月29日


だいたいこの時期になるとご相談やご依頼が多い、名刺制作。

4月から新しく期がはじまり、人の配属が決まり、それぞれのビジネスや携わる人が本格的に動き出すこの時期に多いのも理解できます。

でもたま〜に、「名刺て必要?」なんて声を聞くこともあります。

私たちは率直に名刺は必要だと想っています。

名刺の有無でプロジェクトが必ずしも発生するとは想っていません。だけど、名刺の有無でその発生する機会を逃すことはあると想っています。

「早く言ってよ~」

のコマーシャルのような状態になりかねない、とも予想しています。

じゃあ、どうしてそう想うのか。また、どういった名刺が良い名刺なのか、を今回書こうと想います。

そもそも

そもそも何のために名刺は必要なのか。

名刺はきちんと自分(自社)のことを発信できるブランディングツールです。だから必要になります。発信と聞くと「SNSがあるからいいよ」と想う方はたくさんいると想います。確かにSNSの発信力はすごいものがあります。

見られていないようで見られているのがSNSですからね(照笑)

でもSNSでは人となりは伝わりません。実際に会ってみて「え?」と感じる経験をしたことがある人は案外多いんじゃないでしょうか。

実際にお会いして挨拶の時に名刺交換する時、SNSだけでは正確に伝わっていない自分のことを、話す(説明する)機会が生まれます。そう、この時の話すということがとても大切です。

伝えたいだけじゃない

最初はしどろもどろになったり、いまいち伝わっていなかったり、そんな想いになると想いますが、その感覚を味わってほしいんですね。

この感覚を何回も繰り返すうちに、徐々にしっくりとくるようになると想います。このように何度も何度も口に出すことで自分自身のことが自分の内にも落ちてきます。

自分自身のこと、というのは、自分の強みであったり魅力のことです。

自分自身のことって思いの外、自分では解っていないことが多いですよね。でも口に出して言っていると「あ、こんなことあったんだ」とか、「こういう言い方の方が自分も納得できる」なんて感じたことはありませんか。

いわゆる自分自身の発見、であり、自分を客観視する、ということです。

名刺は相手に自分のことを伝えられるブランディングツールなだけではなく、自分の内面を自分でも理解しやすくするツールでもあります。これが良く言われる「顔」ということです。

創り方

創り方はいたってシンプルです。名刺に入れたほうが良いことはたったの3つです。

◎名前

◎肩書

◎連絡先

他の余分な情報は反って相手の思考を邪魔します。

本当に必要なことだけをシンプルに整理することが、デザインです。

名 前

名前はあなたの名前はもちろん、会社や組織の名前のことです。

連絡先

住所の他、確実に連絡がとり合える電話番号だったり、メールアドレスであったり、もし持っている場合はURLも載せておくと良いでしょう。今ではURLも資産としての価値を持つようになっています。

肩 書

この肩書というのは、役職名もそうですが、私たちが想う肩書には職業(名)も含んでいます。例えば僕の場合、「代表/広告ディレクター/写真家」として名刺に入れていますが、これだけでどういった仕事をしているのか大体、想像はできると想います。

そして実は、この肩書こそ本当に名刺に入れてほしい(入れたほうが良い)情報になります。


聞かれやすく、聞きやすく

会って話している時こそ、この肩書という情報をもとにお互いが自分のことを伝えようとして、また知り合おうとして、多くのことを話し情報を交換しようとします。

また僕の場合ですが、名刺をもらっていただいて僕の肩書を見た後、

「どういった広告を創っているんですか?」

「どういった写真を撮っているんでうか?」

「得意なデザインや写真は何ですか?」

とほとんど聞かれます。僕も実際、SNSに多くのデザインや写真を投稿しています。そして名刺交換をすると、普段SNSを見ていても、本当の得意分野を聞きたくなるんですよね、本人が眼の前にいると。

そうすることで、話が広がるし、広げやすくなるし、聞かれやすくもなります。

こういった流れになると人は案外勝手に「あ、こういったコラボが出来るかな?」といった風に頭の中で目の前にいる人と一緒に仕事しているイメージを持つことが多くなります。

このイメージを持つ、ということが冒頭に書いた「名刺の有無でプロジェクトの発生する機会を逃す」ことを防ぐことに繋がると考えています。

紙 質

最近、ご自身、もしくは社内で作られて自宅や会社のプリンターなどで出力される方も多くいますが、私たちはオススメしていません。実際にそういった名刺を頂いた人は「ん?」と想っちゃいます。

案外そういった時の紙って、ペラペラ感のある薄い紙が多くないですか?もしくは印刷にムラがありませんか?

それだと、ビジネスのシーンでは損をしてしまいます。あまりお金をかけていない、と想われてしまいます。節約は大切です。大切ですが、節約ではなく、かけない、若しくはあまり掛けすぎないのは節約とは違います。

節約ではない場合は反って損をすることになってしまいます。自分たちで出力した感のある名刺よりも、きちんと印刷された名刺の方が相手に安心感を与えることが出来ます

想像してみてください。あなたが頂いた名刺がペラペラ感の名刺と、きちんと印刷された名刺では、どちらがもらって嬉しいか、安心できるか、ということを。

印刷依頼先は近くに知り合いの印刷会社の方がいればもちろん、そちらにお願いすることをオススメします。いないようでしたら、インターネットで展開されているプリントサービス会社(俗に言うネットプリント)でも大丈夫かと、想います。

今ではネットプリントでも印刷技術は悪くないので問題はないかと想います。ただ、ネットプリントというのは出来上がってくるまでクオリティは分からないし、アフターサービスが万全ではないところがまだまだ多いので、そういった不安要素があることだけは理解しておく必要はあります。

あなたに見合う名刺

私たちのところに名刺デザインをご依頼くださる方は、多くの方が、今まで自分たちでビジネスや仕事を展開してきて、より高いステージに上がりたいから、とか、上がるから、とかの理由で、より高いステータス(レベル)に見合った名刺を求められる方が多いです。

実際、名刺ひとつとってみても、それだけで格が伝わる場合もあります。

是非、効果が期待できる名刺を必要とされる時は、私たちにご相談くださいねー(o^-^o)

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