こんにちは!
今回もHS BLOGに来ていただき、ありがとうございます!
今回は、先日参加してきたTOKYO DESIGN TOUCH CONFERENCEで感じたこと、思ったことを書こうと思います。
ブランドとブランディング
当事務所ではブランディングを主軸とした広告デザインを制作しているとうたっています。
ブランディングといっても様々な要素があり、
・色
・ロゴ&ロゴマーク
・カタチ
・音
・匂い
・手触り
・コンセプト
、
、
、
といった具合に挙げだしたらキリがありません。
ブランドはイメージであり、ブランディングはイメージアップ、と思ったり考えたりしてしまいがちですが全体を見渡してみるとそうではないことを感じます。
見た目だけに囚われないように常に研磨していこうとしています。
私達が考えるブランドとは
「社会や人に与える良識で魅力ある個性」
ブランディングとは
「“良識で魅力ある個性”を、構築し創り続けること」
であると考えています。
日々の積み重ねの重み
今回、参加してさらに深く学べたことがあります。
これは水野学氏が言っていたことですが、【目から鱗】な感覚でした。
「ブランディングとは、日々の積み重ねで創り上げられるものです。例えば、その会社の社長様の話し方やしぐさ。または日々の言葉でもブランドは構築されます。またSNSでの発信内容や、都度の表情でもブランディングになり得ます。そういった日々の積み重ねでブランドは出来上がっていきます」
そうですよね!確かに、とある企業の社長さんがラフな格好を普段からしていれば、自由な風土の企業をイメージしてしまいます(例えばグーグルとか)。
また、ピシッとスーツで決めた社長さんなら、威厳あるというかちょっと堅いイメージを持ってしまいます。
普段の自分て、どんな表情しているかな?どんな発信をしているかな?
なんて真剣に思い返し考えました。
自分はまだまだ
また、こんなことも言われました。
「良いデザインはたくさんあるし、良いデザイナーも多くいます。でも売れるデザインというのはお客が求めているデザインです。世の中(個人や企業)はデザインを求めているが肝心のデザイナーがそれに追いついていない。だから、良いだと売れるだのといったことが今でも言われているし、一時期持ち上がった“デザイン思考”ということが廃れていっている」
なんとなく、ズキっと胸に突き刺さりました。
普段から僕はこんな風に考えています。
100人、1000人のデザイナーが良いデザインと言っても、たった一人のお客様が納得しなければそれは良い(=売れる)デザインではない。と思ってきたし言い続けてきています。この言葉によってかなり多くのデザイナーの方にウザがられてきましたが、今回のこの言葉を聞いて少しは安心したし、自分の考えを今後も貫いていこうと改めて思いました。
かと言って、調子に乗ることなく「自分はまだまだ」という思いを心にとどめて広告デザインを創り続けられるように勉強し、もっとより多くの経験を積んでいこうと思いました。
デザインのちから
これは水野学氏、さらにもうお一方、福島治氏も言われていたことです。
「全てのモノ、コトには価値があります。そしてそれを適確に伝えることが大事で大切な仕事であり、デザインにはその力があります。さらにはその“適確に伝える”という部分に関してはブランドやブランディングに依るところが大きいです」
この言葉を聞いたときはなぜかすごく嬉しかったです。
デザインを仕事に選んで良かった!その中でもブランディングを主軸にして嬉しい!と感じました。世の中にあるモノ、コトでデザインされていないものはないですよね。必ず何かしらデザインされています。そしてそれが持つブランド力やブランディングを創れるお仕事をしていてありがたいなー、と感じました。
デザイン(広告)には大きく無限な可能性があると信じています。
いつか、なんて言葉を使うとチャンスなんて来ないだろうから、
後2〜3年内には日本と世界を繋げられるようなデザインが制作出来るように
頑張っていきます!
そしてそのデザインに自分の写真も組み込むことが出来たら本当にありがたいです(o^-^o)
どうぞ応援よろしくお願いしまーす!
広告デザイン事務所 HS広告スタジオ
Photographer SaygoHioki/写真家 日置成剛